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ウェストブルックとアダムズで合計46得点を記録

現地10月16日にチェサピーク・エナジー・アリーナで行なわれたティンバーウルブズvsサンダーのプレシーズンゲームは、ラッセル・ウェストブルックが26得点10アシストを記録する活躍を見せ、サンダーが112-94で勝利した。

第1クォーターだけで11得点を記録したウェストブルックを軸にオフェンスを組み立てるサンダーは、新加入のビクター・オラディポの見事なブザービーターフローターで第1クォーターを締めくくり、27-21とリードする。

前半終了までに17得点8アシストと持ち前のオフェンス能力全開のウェストブルックに引っ張られ、サンダーは56-49で前半を折り返す。

後半に入ってもサンダーはオフェンスの手を緩めることなく、ウェストブルック、スティーブン・アダムズを中心に第3クォーター開始から22-9のランを決めて78-58にまでリードを広げると、第3クォーター残り4分28秒には見る者を圧倒するウェストブルックのランニングダンクが炸裂。試合の流れを支配し、会場の雰囲気を掌握したサンダーの前にウルブズは太刀打ちできず。ホームのサンダーが勝利し、プレシーズンの連敗を2で止めた。

勝ったサンダーでは、ウェストブルックの他、アダムズが20得点11リバウンド4ブロック、オラディポが11得点で勝利に貢献。試合後のウェストブルックは、「今はオフェンスに取り組んでいる段階で、チームメートのプレーを予測して、お互いにどうやってプレーすべきかを探っている状態。今日は良かったと思うよ」と語った。

リム周辺を支配したアダムズについてウェストブルックは、「成長した選手のプレーということさ」と笑顔を見せた。「アダムスは試合を通じて影響を与えられるよう意識している」

アンドレ・ロバーソンは、新チームの手応えについて、「ボールも動かせたし、しっかりシェアできてお互いを支え合えた。お互いのためにプレーするという気持ちが何よりも重要だから」とコメント。「ケミスリーは生まれつつある。今は良い状態だね」

敗れたウルブズでは、ジョン・ルーカス三世が18得点、エイドリアン・ペインが16得点を記録した。

デュラントとイバカが移籍した今、二人の活躍がサンダーの命運を握っている。