ジャレン・ジャクソンJr.

「勝つために何をすべきかは分かっていた」

現地1月8日に行われたグリズリーズvsクリッパーズの一戦は、第2クォーターを38-20で上回ったグリズリーズが試合の主導権を握って優勢に進め、123-108で勝利した。

グリズリーズは、エースのジャ・モラントが左大腿部の痛みにより欠場し、先発ビッグマンのスティーブン・アダムズが健康安全プロトコル入りした影響で出場できなかったものの、ジャレン・ジャクソンJr.が26得点8リバウンド、デズモンド・ベインが8本中5本の3ポイントシュートを含む23得点7リバウンド、ブランドン・クラークもベンチから18得点に加えてキャリアハイの15リバウンドを記録して勝利に貢献した。これでグリズリーズは2015年以来の8連勝をマークしている。

クラークは「コーチがチームの基盤を作る素晴らしい仕事をしてくれている。ウチは誰がラインナップに顔を並べても関係ない。全員が準備を整えているからね。コーチングスタッフ、そしてフロントオフィスのおかげさ」とチームカルチャーについて語った。

またクラークは、モラント不在の穴を埋めたジャクソンJr.についても「トリップ(ジャクソンJr.の愛称)はチームのために多くのことをこなしてくれる。しかも、そのどれもが高いレベルで、チームに対するプレッシャーを軽減してくれている」と称えた。

そのジャクソンJr.は、違いを生み出した第2クォーターのパフォーマンスを「目が覚めた」と表現した。「それからはチームのプレーは噛み合うようになった。勝つために何をすべきかは分かっていたし、エネルギーの循環も良くなっていった」

この試合では、先発出場したディロン・ブルックスが第1クォーターに足首を痛めて交代を余儀なくされるアクシデントが発生したが、グリズリーズは大崩れすることなく修正できた。ジャクソンJr.は「辛い」と仲間の負傷交代に気を落としながらも「でも、僕たちは前を向いてプレーし続けないといけない。彼もそれを望んでいる。誰かが抜けてしまったら、彼のためにも他の選手が立ち上がってプレーしないといけない」と話した。

8連勝で西カンファレンス3位のジャズとのゲーム差を2.5に縮めたグリズリーズは、現地9日に敵地でレイカーズと対戦する。

https://youtu.be/pMqzg7hQRoc