ジョー・イングルズ

健康安全プロトコル入りした選手が不在のチームはゼロに

ジャズのジョー・イングルズが健康安全プロトコルに登録されたと『ESPN』が報じた。

今シーズンのNBAは通常通りのフォーマットに戻ったが、健康安全プロトコル入りする選手が続出。その結果、試合を行うために必要な最低人数が揃わず、いくつかの試合が延期されている。こうした状況の中、ジャズは唯一健康安全プロトコル入りする選手を出さずにシーズンを過ごしてきたが、チームとして初めてイングルスがリスト入りすることになった。これでプロトコル入りした選手が不在のチームはゼロになった。

昨シーズンのリーグ最高勝率を誇るジャズは現在27勝10敗(リーグ3位)と、今シーズンも安定した戦いを続けている。それでも、主力選手の欠場を余儀なくされたチームが多いことが、この好成績に少なからず影響を及ぼしていると考えることもできる。

ジャズは次のナゲッツ戦にイングルスが欠場することを発表しているが、他のチームメートも続けてリスト入りする可能性もある。さらにインジュアリーレポートにはルディ・ゴベア(左肩の炎症)、ボーヤン・ボグダノビッチ(左指の捻挫)、ロイス・オニール(右膝蓋腱炎)が『クエスチョナブル』(試合出場が疑わしい)と発表されており、主力選手が揃わずに黒星がかさんでしまう恐れもある。

過去3週間で約250名もの選手が健康安全プロトコル入りしているが、そのピークは落ちつき始めている。それでも、ラプターズの渡邊雄太が本日リスト入りしてしまったように、予断を許さない状況はしばらく続きそうだ。