クリス・ポール

クリスマスゲームではウォリアーズとの上位対決が実現

現地12月23日に行われたサンダーvsサンズでは、デビン・ブッカーが30得点7リバウンド7アシスト、キャメロン・ジョンソンがベンチからの21得点、ディアンドレ・エイトンが19得点12リバウンド、クリス・ポールが16得点5リバウンド7アシスト3スティールと、活躍すべき選手が揃って良いプレーを見せ、113-101の快勝を収めた。

中でもセカンドユニットの得点源となっているジョンソンは、7本のフィールドゴール(うち3ポイントシュート本)をすべて決める好調ぶり。さらには9リバウンド、3アシストでターンオーバーなしと、完璧なパフォーマンスだった。これにはクリス・ポールも「すごかった」と脱帽。

「試合が終わるまでフィールドゴール7本すべて成功とは知らなかったけど、それも彼への信頼あってこそ。少し前に彼にも伝えたんだ。終盤に勝負を決めるシュートを打つ、勝利を手繰り寄せる重要な3ポイントシュートを打つ。そんなシュートを決めようと思ったら、あらゆる状況を想定した上で準備しておく必要がある、とね」

サンダーはこのところ3連勝と若いチームが勢いに乗る怖さがあったが、サンズは寄せ付けずに5連勝。次戦のクリスマスゲームでウォリアーズをホームで迎え撃つ。今シーズンの対戦成績は1勝1敗で、西カンファレンス首位に立つサンズと、2位ウォリアーズとのゲーム差はわずか0.5しかない。

NBAで猛威を振るうオミクロン株により、各チーム健康安全プロトコル入りする選手の数が日に日に増えている中、サンズは現時点でプロトコルによる離脱者が出ていない。それでもポールは「今は、とにかく全員が安全に過ごさなければいけない。クリスマスゲームの当日までしっかり準備を整えている」と気を引き締めている。

ポールは、ウォリアーズら強豪との対戦を「頭を使いながら、より楽しまないといけない類の試合」と表現している。「ウォリアーズ、レイカーズ、バックスといった、このリーグでもエリートと呼ばれるチームとの対戦では、ただプレーするだけでは十分ではない。もっと頭を使って、もっと真剣に、そしてもっと楽しまないといけない」