「アメリカ代表を率いる仕事には、とても大きな責任がついてくる」
現地12月20日、USAバスケットボールが2024年までの新体制を発表した。スティーブ・カー(ウォリアーズ)がバスケットボール男子代表チームのヘッドコーチに就任し、アシスタントコーチには、モンティ・ウィリアムズ(サンズ)、エリック・スポールストラ(ヒート)、さらにはゴンザガ大のマーク・フューが就任している。
就任会見に出席したカーは「USAバスケットボール男子代表のヘッドコーチに就任でき、母国を代表できることを心から光栄に思っている。とてもスリリングな機会であり、このチャレンジに興奮している」と語った。
「私も非常に尊敬しているエリック・スポールストラ、モンティ・ウィリアムズ、マーク・フューとの仕事を楽しみにしている。アメリカ代表を率いる仕事には、とても大きな責任がついてくる。目標を達成するには、チームで全力を尽くさないといけない。代表を率いるにあたり、これほど力強いグループはない。我々の目標は、試合に勝つこと、そして母国に誇りを持たせることだ」
グレッグ・ポポビッチ体制で臨んだ東京オリンピックで金メダルを獲得したチームUSAは、1992年のバルセロナ大会からオリンピック4連覇中で、2024年のパリ大会で5連覇を目指す。
その前年の2023年にはフィリピン、日本、インドネシアの共催となるワールドカップも控えている。前回のワールドカップでは7位という屈辱の結果に終わっており、2大会ぶりの優勝に向けてアメリカは必勝体勢で臨むだろう。
NBAでも2014-15シーズンからウォリアーズの指揮を執り、これまでに優勝3回という実績を残しているカーが、ポポビッチの後を引き継ぎ、チームUSAを導く。