カール・アンソニー・タウンズ

タウンズは28得点10リバウンド4アシスト3ブロック

現地12月17日に行われたレイカーズvsティンバーウルブズは、カール・アンソニー・タウンズが28得点10リバウンド4アシスト3ブロックと攻守両面でチームを引っ張り、ウルブズが110-92で勝利した。

2日前のナゲッツ戦で3ポイントシュート10本成功を含む38得点を記録したアンソニー・エドワーズが、試合当日に健康安全プロトコルの対象となってしまい欠場したものの、そのマイナスをも埋める勢いがウルブズにはあった。指揮官のクリス・フィンチは、次のような言葉でタウンズを絶賛している。

「このリーグでのベスト1on1ポストプレーヤーはカールだ。今シーズンの彼は、自分がこのリーグでトップクラスのビッグマンであることを証明しようとしている。リーグベストの選手とマッチアップすることで、彼のベストが引き出されている」

ニコラ・ヨキッチにアンソニー・デイビスと、NBAを代表するビッグマンとのマッチアップで上回り、チームを連勝に導いていることで、タウンズ本人も好調を実感しており、「今日の試合で自分に勝てる選手がいるとしたら、それは自分しかいないと感じた」と饒舌だった。「すべては気持ちの持ちようで、それが自分にとっては非常に大事だと思っている」

「世間の評価は任せておくよ。僕は自分がどれだけ努力して、どれだけ良い選手かを伝えるためにここにいるわけじゃない。みんなが自由に判断してくれればいい」とタウンズは言う。

もっとも、3連勝の前には5連敗を喫しており、ウルブズは14勝15敗とまだ借金を抱えている。タウンズも好不調の波が大きく、スタッツも例年並み。ここから高値安定に持ち込み、チームのパフォーマンスを安定させられるかどうかが問われる。ここから年内はマブスとの連戦、ジャズ、セルティックス、ニックス、再びジャズ、年明けにはレイカーズとクリッパーズとのロスでの連戦と厳しいスケジュールが待ち受ける。ここでどこまで戦えるかが、シーズン全体の成績を左右しそうだ。