ステフィン・カリー

スティーブ・カーは節目の400勝を達成

現地12月17日に行われたウォリアーズvsセルティックスは、ステフィン・カリーが3ポイントシュート5本成功を含む30得点、アンドリュー・ウィギンズが27得点を記録したウォリアーズが111-107で勝利した。

マディソン・スクエア・ガーデンでのニックス戦でレイ・アレンの通算3ポイントシュート成功数の記録を更新し、名実ともに歴代最高のシューターとなったカリーは「気持ちにはまだジェットコースターに乗っているような感じ。今もいろんなことが起き、集中しづらい状況でもある」と、周囲が盛り上がる中でプレーに影響があることを明かした。

試合に集中するのが難しい状況でも、カリーは第4クォーター終盤に決勝点になったフローターを沈めるなど、流石のパフォーマンスを見せている。カリーは「ウィグ(ウィギンズ)が素晴らしかった」と、前半だけで24得点を決めたウィギンズを称えた。

「試合を通してアグレッシブだった。特に前半はすごかったね。チームとして適切な姿勢で試合に臨めたし、みんな一丸となって良いエネルギーをもたらすことができた。ベンチプレーヤーの活躍も素晴らしかった。それにチームのディフェンスも堅くて、良い形での勝利になったと思う」

セブンティシクサーズ戦から続くロード5連戦も、明日のラプターズ戦で終了する。ここまで4試合を終えて3勝を収めている戦績について、指揮官のスティーブ・カーは「少なくとも3勝を持って帰れるのだから、今回の遠征は良かったと言える」と語った。「明日は気持ち的に楽な状態でプレーできる」

カーにとっては、この日の勝利が指導者として通算400勝目(576試合での達成)という節目になった。ただ彼は自身の記録について「NBAの試合で初めてヘッドコーチとして指揮してから現在に到るまで、才能に溢れた選手たちが揃うチームを任されている。素晴らしい選手たちを指導できているのは幸運だよ」と謙遜している。