第3節の『BEST of TOUGH SHOT Weekly TOP5 presented by G-SHOCK』が発表された。選出された5つの得点シーンを振り返る。

第5位 太田敦也(三遠vs横浜)
同じサイドへの540度ターンで相手を完全に振り切って決めたゴール下のシュート。日頃から「自分は決めなくてもいい、味方の得点をサポートできたら僕の勝ち」と言う太田の、アキーム・オラジュワンを彷彿とさせるポストムーヴにベンチも総立ちとなった。

第4位 ベンドラメ礼生(SR渋谷vs富山)
ホーム開幕戦で見せた、24秒ショットクロックギリギリで決めた一発。第4クォーター残り2分半、富山にとっては好守から点差を1桁に詰められると期待を抱いたところで浴びた3ポイントシュートだけに、心を折られる重い一撃となった。

第3位 アイラ・ブラウン(SR渋谷vs富山)
速攻のチャンスにすぐさまリングに向かって走り出したブラウンは、ボールを受け取るとスピードをほとんど落とさないままクロスオーバードリブルでディフェンスをかわし、腰をつかんでくるファウル覚悟のディフェンスをモノともせず豪快なダンクを叩き込んだ。ホームの青山学院記念館での記念すべきオープニングゲームに華を添えるド迫力プレーに、スタンドは大いに沸いた。

第2位 ラモント・ハミルトン(琉球vs三河)
岸本隆一とのピック&ロールからノーマークでボールを受けると、巧みなドリブルステップで桜木ジェイアールを抜き去り、最後はアイザック・バッツのブロックをかわすために利き手ではない左手でダンクシュート。自らのビッグプレーに雄叫びを上げ、会心のプレーの喜びを表現した。

第1位 富樫勇樹(A東京vs千葉)
第4クォーター残り30秒に飛び出したビッグプレー。ショットクロック残り2秒、守備に定評のある田中大貴を一発で抜き去ると、ノーファールとなったが背後から押されながらも体勢を崩すことなく、身長差40cmの竹内譲次が繰り出すブロックをあざ笑うかのように越えていくスーパーフローターシュートを決めた。試合はこのまま千葉が逃げ切り、A東京にBリーグ初の黒星を付けた。富樫は前節に続いてのランクイン。