ジョエル・エンビード

コロナ感染の影響で体調は万全ではなくとも奮闘し続けるエース

現地12月6日に行われたセブンティシクサーズvsホーネッツの一戦は、ジョエル・エンビードがシーズンハイとなる43得点15リバウンド7アシストの大活躍でチームを引っ張り、シクサーズがオーバータイムの末に127-124で勝利した。

接戦となったオーバータイムでも6得点3リバウンドで勝利に貢献したエンビードだが、新型コロナウイルスに感染し、先月は3週間も戦線離脱した影響でコンディションが優れないことを明かした。ホーネッツ戦後のインタビューでも「100%には程遠い。今も良くない。すぐに疲れるし、体調も良くない」と語った。「それでも、少しずつ回復している感じかな。だから自分を追い込まないといけないし、チームメートもプッシュしてくれる。みんなからオフェンスでもディフェンスもプレーを決めるよう求められているし、信頼してもらえているからこそ、これからも頑張りたい」

エンビードは「やらないといけない仕事をしたまで。試合を左右する状況でチームメート、それからコーチが信頼してくれているんだからね。正しいプレーができたし、シュートも決められた」ともコメントした。

チームメートのトバイアス・ハリスは「彼は圧倒的な存在だし、オフェンスでも大きな影響を与えてくれる。彼はショットメーカーでもある。点が欲しい時に頼れる存在で、彼ならやってくれる」と、頼れるエースを絶賛した。

エンビードがコロナで欠場した9試合で2勝7敗と大きく負け越したシクサーズは、エースの復帰とともに徐々に状態を上げている。現地8日には、今シーズン2度目の3連勝をかけて再び敵地でホーネッツと対戦。そしてホームに戻り、西カンファレンスの強豪ジャズ、ウォリアーズを迎え撃つ。