アイバーソンを真似「みんなでクロスオーバーの練習をしていた」
ネッツは現地11月24日のセルティックス戦に123-104で勝利し、連勝を4に伸ばした。そして、この試合で21得点を挙げたケビン・デュラントはアレン・アイバーソンの持つ2万4367得点を抜き、通算得点ランキング25位に躍り出た。
デュラントは試合後、「僕は幼い頃からバスケに人生を捧げてきて、これまでに超えたきた選手をずっと見てきた。彼らのようにNBAで活躍し、リーグに影響を与えたいと思っていた」と、記録更新を喜んだ。
また、ワシントンDC出身のデュラントは幼少期から、地元のジョージタウン大で活躍していたアイバーソンを見ていたという。そのため、アイバーソン超えはデュラントにとって特別な意味があった。「アイバーソンの大ファンだった。子供の頃センターとパワーフォワードをやっていたけど、クロスオーバーの練習はみんな真似ていたよ。彼は多くの人に影響を与えた」
尊敬する偉大な選手の記録を超え、一つの区切りを迎えたとも言えるが、これを機にさらに邁進することを誓った。「アイバーソンは僕の中で英雄のような存在で、友達と遊ぶたびに真似していた選手の一人だ。NBAに行きたいと思っていたし、この日を夢見ていた。でもこれを成し遂げたのは本当に特別なことで、偉大な人たちと一緒にリストに載ることは信じられないことなんだ。僕はこれからも進み続けるよ」
すでにデュラントはリーグ最強のスコアラーの一人に数えられている。念願のアイバーソン超えを果たした今、その評価はさらに高まりつつある。