ブレッドソーのプレーを称賛「トランジションのチャンスを作り出した」
開幕5試合を終えてわずか1勝と苦しだクリッパーズだったが、徐々に調子を上げている。現地11月5日には、敵地でのティンバーウルブズの連戦の2試合目で29-49と20点ビハインドから逆転して104-84で勝利した。これで3連勝、勝率を5割に戻している。
21得点11リバウンド6アシスト3スティールと攻守にフル回転して勝利に貢献したポール・ジョージは「2試合続けて同じ都市に滞在して、同じ相手と対戦するのは簡単ではない」と、今回の連戦についてコメント。その上で、勝因にディフェンス、そしてエリック・ブレッドソーのプレーを挙げた。
「ディフェンスで相手を抑えられたから、トランジションから点を決められた。ブレッドのディフェンスは素晴らしくて、相手をファウルトラブルに引き込み、トランジションのチャンスを作り出した。今日のような展開こそ、自分たちがベストな状態のプレーだ。こちらが点を決めて、ディフェンスをセットする。僕たちの守備で相手のポゼッションを操作している感覚だった」
ジョージは、9年ぶりに古巣復帰を果たしたブレッドソーについて、こうも続けている。
「新しいシステムに適応して、重要な役割を担うのは、みんなが思っているほど簡単じゃない。ブレッドがいてくれて、本当に全員が助かっているよ。本当に多くの仕事をこなしてくれている。今は得点面で苦戦しているかもしれなけれど、彼のシューティングは問題じゃない。ボックススコアには反映されなくても、彼は正しいプレーを選択して、ハードにプレーしている。シーズンは長いし、シュートタッチは必ず戻って来るよ」