「ビハインドを背負っていても負けるなんて考えなかった」
開幕から5試合を終えてわずか1勝だったクリッパーズは、現地11月1日にホームでサンダーと対戦した。試合序盤からサンダーに主導権を握られ第4クォーター終盤までリードを許したが、残り2分35秒からポール・ジョージ、ルーク・ケナードの連続3ポイントシュートを含む17-3の猛攻でホームのクリッパーズが逆転に成功し、99-94で今シーズン2勝目を挙げた。
第4クォーターだけで15得点を記録したポール・ジョージは「チームは良いディフェンスをしていたし、相手を抑えられていた。だから自分自身に『得点を決められる』と言い聞かせたんだ。ディフェンスを生かすことができれば、逆転するチャンスが生まれると思っていた」と終盤のランを振り返った。
ジョージは32得点9リバウンド7アシスト3スティールの活躍を見せたが、クリッパーズ自体は前半はシュートタッチをつかめずに苦しんだ。前後半の違いについて聞かれたジョージは「自信を持って打ち続けた」と答えた。「相手のディフェンスに対してシュートが打てるなら、決まるか、決まらないかにかかわらず自信を持って打たないといけない。昨シーズンのチームはシュートがよく決まっていて、ドリブル、キックアウトを多用できた。繰り返しになるけど、自信を持ってプレーしないといけない。そうすればシュートは決まり始める」
ジョージは試合後のコートインタビューでも『自信』について、こう語った。「今日のような状況にしてしまうのは良くないことだけど、ビハインドを背負っていても負けるなんて考えなかったし、ベストを発揮できた。これからも戦い続けて、試合に勝てる可能性を作り出す」
「ずっとシュートを決める努力をしているのに決められない場合があるのは辛いけど、とにかく自信を持って打ち続けないといけない。シーズンは長いんだ。これからも同じ気持ちでやらないといけない」