レブロンも称賛「素晴らしいリズムでプレーしている」
今シーズンからレイカーズでプレーしているカーメロ・アンソニーは、開幕から好調を維持している。現地10月31日にホームで行われたロケッツ戦でも、ベンチからチームハイの23得点を記録し、95-85での勝利に貢献した。
試合後のインタビューでカーメロは「ウチのスキームに慣れてきているし、オフェンスでもディフェンスでも自分の仕事ができていて、自分のスポットを取れている」とコメントした。この試合でも8本中5本の3ポイントシュート成功を含む、フィールドゴール14本中8本成功(57.1%)とシュートタッチも上々な彼は「もっと上手くなりたい」と話し、好調の要因をこのように語った。
「これまでも、今も練習して努力している。自分はその時の状況に対応するのが上手な方だと思っている。前にも話したけど、もっと上手くなりたいし、もっと成長したいという情熱を持ってやっているんだ。それに、必要なことを学びたい意欲もある。このチームでプレーするのは全員にとって初めてのことだから、もっと試合を重ねていけば良くなるし、自分のことに関して言えば、出番に備えてシャープな状態を維持しておかないといけない。シーズンは長いけど、今の状態を維持したい」
この日は2003年の12月2日以来となる1試合2スティール4ブロックも記録するなど、今のカーメロは、攻守共に絶好調だ。カーメロと同じ『2003年組』のレブロン・ジェームズは、試合後の会見で盟友について聞かれると「彼は今、素晴らしいリズムでプレーできている」と称えた。
「自分、AD(アンソニー・デイビス)、ラス(ラッセル・ウェストブルック )の仕事は、チームメートのプレーを楽にすること。チームメートたちの仕事は、パスを受けてフィニッシュ、もしくはシュートを打つこと。あまり彼らに負担をかけ過ぎないようにもしているけど、メロはいろいろなプレーが可能な選手。ピック&ロールからのプレーもできるけど、今の彼は効率の良いプレー、自分のプレーができている。だからこそシュートを打っているし、決められている。チームにとってはすごく大きい」
開幕連敗を喫したレイカーズだったが、直近5試合で4勝1敗と調子を上げてきた。レブロン、ウェストブルック、デイビスが中心のケミストリーが徐々に生まれつつある中で、スコアラーとして機能しているカーメロの存在は大きい。