ミドルトンは通算得点で球団歴代10位に浮上
ネッツとの開幕戦に勝利したバックスは、続く敵地でのヒート戦に95-137で大敗した。そして迎えた現地23日のスパーズ戦、バックスは先発全員が2桁得点を挙げると、ベンチから出場したジョージ・ヒルも15得点の活躍を見せ、121-111で勝利した。
悔しい敗戦を勝利で払拭したかったバックスは、第4クォーター序盤からヤニス・アデトクンボ、クリス・ミドルトン、ドリュー・ホリデーの『ビッグ3』だけで連続20点を記録してリードを拡大。ホームのスパーズに109-105と4点差に詰め寄られても、パット・カナートンが連続3ポイントシュートで突き離して勝負を決めた。
バックスは、ミドルトンが28得点、アデトクンボが21得点8リバウンド8アシスト、ホリデーが16得点4リバウンド5アシスト、カナートンが16得点7リバウンド、グレイソン・アレンが10得点5リバウンドを記録した。
ミドルトンは「敗戦から立ち直ることができた」と振り返った。「アジャストすること、どういう反応を見せるかが大事になってくる。今日の試合でチームが実行したプレーは、大半が正しいものだった」と続けた。
ミドルトンは、バックスでの通算得点(9704得点)でレイ・アレン(9681得点)を抜いて球団歴代10位に浮上し「うれしいし、言葉にならない」と、この記録を喜んだ。「これからも得点を重ねていって、チームの勝利に貢献したい。本当にうれしいよ。きっとアレンは、僕よりずっと早い段階でこの位置に到達しただろうね」