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飽くなき勝利への意欲「できるだけたくさん勝ちたい」
2連覇を含め、ここ4年で3回の優勝を果たしているウォリアーズは、スリーピート(3連覇)を今シーズンの目標に掲げている。オフにはケビン・デュラントとの再契約を済ませたばかりか、オールスターセンターのデマーカス・カズンズとミッドレベル例外条項での契約というサプライズも実現させ、先発全員がオールスターという超豪華布陣を組めるようになった。
現在アンダーアーマーのアジアツアーに参加しているステフィン・カリーは、『Business World』に「もっと勝ちたい。僕たちは毎シーズン優勝したい。だからこそオフシーズンにハードな練習を自分に課すんだ。短いバスケットボールキャリアで、できるだけたくさん勝ちたいと思うものなんだよ」と語った。
2015年と16年にシーズンMVPを続けて受賞したカリーは、NBA史上初となる6シーズン連続3ポイントシュート成功数200本超えという快挙を達成。30歳になったカリーは、今がキャリアのピーク時期ともコメントしている。
「きっと今が全盛期だね。このレベルをできるだけ長く維持したい。そのために自分を追い込みたい。チームメートにも、球団にも恵まれているし、NBAでも稀な3連覇が可能な状況にいる。目の前の試練が楽しみだよ」
現在のウォリアーズほど勝ち続けていれば、選手のモチベーションにも波があって当然だが、カリーに慢心はない。
2週間後には、2018-19シーズンに向けたトレーニングキャンプが始まる。今シーズンも包囲網を敷かれた状態で迎える王者ウォリアーズだが、大黒柱のカリーが進化し続けている以上、レイカーズ(2000~02年)以来となる、3連覇をやってのける可能性は高い。