ヒート球団社長がクリス・ボッシュに非情通告「ヒートでのキャリアは終わり」

2016/09/29
NBA&海外
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写真=Getty Images

ボッシュは血栓症でコートを離れ長期欠場中

血栓症からの復帰を目指すクリス・ボッシュだが、所属先のヒートは、今後チームとして復帰させる意思がないことを明らかにした。

ボッシュは先日トレーニングキャンプに先立って受けたメディカルチェックで問題が発見され、キャンプ参加を許されなかった。この結果を受け、ヒート球団社長のパット・ライリーは、最終的な「NO」の決断を下した。

ライリーは語る。「クリスが復帰を望んでいるにせよ、我々がそれを後押しすることはない。先日の検査結果を考慮すれば、ヒートでの彼のキャリアは終わりだろう」

ボッシュはヒートとの契約を2018-19シーズン終了まで残している。復帰はないと球団トップが断言した以上、ヒートは解雇を含めた選択肢を検討せざるを得なくなった。ボッシュ本人は現役続行に強い意欲を持ち続け、再びコートに立つ方法を模索し続けるだろう。だが、メディカルチェックをパスできなければ、オファーどころか復帰の目途すら立たない状況だ。

優勝2回、オールスター選出11回の超大物選手だけに、復帰の目途が立てば、彼との契約に関心を持つチームは多数あるはずだ。たとえ健康問題が解決しなくても、今後の回復を期待してトレードに応じるチームも出てくるかもしれない。

ただし、ヒートが非情な決断を下したのは、ボッシュを安易に復帰させては生命にかかわる事故につながりかねないと考えての結果だけに、どのチームもボッシュの獲得には慎重な判断が求められる。

苦渋の決断を下した球団社長のライリー(左)。プレーしたいという選手の意思も尊重したいが生命を優先するという判断に至った。