『DRIVE TO TOP』を実現するための超大型補強を連発、優勝候補の本命に
アルバルク東京は今日、TIPOFFカンファレンスを実施し、今月末に開幕する2021-22シーズンのスローガンが『DRIVE TO TOP』であることを発表した。Bリーグの王座奪還、そして天皇杯の優勝に向けて『トップ』へ挑む意思を示している。また、今シーズンのチームキャプテンを田中大貴が務めることも発表されている。
田中は次のようなコメントを発表している。「昨シーズンの厳しい結果を真摯に受け止め、このクラブがいるべき位置に辿り着けるよう、チームの中心となって戦っていきたいと思います。新しく加入した選手が多く、うまくいかないことも多いと思いますが、自分たちが大切にしていることである、日々の取り組みやハードワークをしっかり全員でこなし、最後に自分たちが一番いいチームだと胸を張れるように努力していきたいと思います」
A東京は2017-18シーズン、2018-19シーズンと2年連続で、特にチャンピオンシップでの試合巧者ぶり、攻守における戦術の遂行度の高さを武器にBリーグ連覇を達成した。しかし新型コロナウイルスの影響で中断となった2019-20シーズンを経て、昨シーズンはケガ人続出に苦しみ失速。これまで常に7割をキープしていた勝率が57%(32勝24杯)と大苦戦の末、チャンピオンシップ進出さえも逃す悔しいシーズンとなった。
今オフは同じ優勝候補である宇都宮ブレックスと千葉ジェッツからライアン・ロシターとセバスチャン・サイズを、さらに名古屋ダイヤモンドドルフィンズからは安藤周人を獲得。長くチームを支えた安藤誓哉と竹内譲次が退団したものの、ポイントガードにはジョーダン・テイラーを迎え入れるなどそれ以上の補強を押し進めており、まさに『DRIVE TO TOP』の姿勢を打ち出している。
そして第21節、2月5日と6日の千葉ジェッツとのホームゲームを国立代々木競技場第一体育館で行うことが発表された。A東京は2016年9月22日、琉球ゴールデンキングスで代々木第一体育館に迎えてBリーグ最初の試合となる『歴史的開幕戦』を行っている。そのシーズンは代々木第二体育館をホームアリーナとしたが、翌シーズンからは代々木体育館が改修に入ったために、アリーナ立川立飛を使用していた。A東京は2022-23シーズンから、代々木第一体育館をホームアリーナとすることを発表しており、今シーズンの千葉との連戦は、その大事なステップとなる。