『飼い殺し』状態だったルオル・デンがレイカーズとの契約バイアウトで退団へ

2018/09/02
NBA&海外
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ルオル・デン

写真=Getty Images

早速、恩師シボドーが指揮するウルブズが獲得に動く?

レイカーズで出場機会を与えられず、『飼い殺し』状態にあったルオル・デンが、ようやく自由の身になった。

『ESPN』によれば、デンはレイカーズとの残り2年契約のバイアウトに合意。本来なら2016年に結んだ4年7200万ドル(約80億円)という大型契約の残額3800万ドル(約42億円)を受け取るところを、デンが750万ドル(約8億3000万円)以上の減額に合意したため、レイカーズは残り2900万ドル(約32億円)超を残りの契約年数以上の時間をかけて分割して支払う『ストレッチ条項』を適用すると見られている。

これによりレイカーズは、2019-20シーズンのサラリーキャップに十分な空きを確保でき、来オフにフリーエージェントになるスター選手にマックス契約を提示することが可能に。来年のオフには、カワイ・レナード、カイリー・アービング、ケビン・デュラント、クレイ・トンプソン、ジミー・バトラーらがフリーエージェントになり、レイカーズはレブロン・ジェームズにとって最適な相棒を獲得する準備を整えた。

デンは750万ドル以上の大金を放棄してまでフリーエージェントになることを選択。今後はェーバー期間を経て自由の身になり、次の契約先を探すことになる。

若手育成の方針に切り替えたレイカーズでプレータイムを得られなかったが、本人はケガを抱えているわけでもなく、先月はNBAアフリカゲームに出場し、14得点3リバウンド3スティールの活躍を見せている。

まだ第一線でやれる働き盛りの33歳には、ティンバーウルブズが関心を持っていると『The Athletic』が伝えた。ウルブズ指揮官のトム・シボドーは、ブルズ時代に指導した選手を手元に呼び寄せる傾向がある。昨年の夏にバトラーをトレードで獲得し、タージ・ギブソンとデリック・ローズと続けて契約。次は、1年目から2013-14シーズン途中までブルズに所属したデンを加えようとしているのかもしれない。攻守両面で計算できるデンは、ギブソン、もしくはアンドリュー・ウィギンズの控えとしては最適だろう。

金よりキャリアを選んだデンが再びコートで躍動する姿が見られる日も、そう遠くはない。