「若いコアガードたちが成長し続けるための大きな力になってくれる」
ホークスがニック・バンエクセルのアシスタントコーチ就任を発表した。
直近の2シーズンをマーベリックスのスカウトとして過ごしたバンエクセルは、2010年から12年までホークスで選手育成インストラクターを務めた経験があり、役職を変えて復帰することになった。
ヘッドコーチのネイト・マクミランは「ニックは現役を退いて以降、各チームで若手の育成にとても貢献してきた。その中にはオールスターに選ばれた選手もいる」との声明を発表し、バンエクセルの育成力を高く評価している。
ホークスは22歳のトレイ・ヤングを中心とし、ディアンドレ・ハンターやケビン・ハーター、キャム・レディッシュと若き才能あふれる選手を多く有する。昨シーズンは4シーズンぶりのプレーオフ出場を果たし、カンファレンスファイナルまで勝ち進んで飛躍を遂げた。
ホークスの未来はそんな彼らの成長速度で大きく変わる。マクミランはそれを深く理解し、「我々の若いコアガードたちが成長し続けるための大きな力になってくれると思う」と、バンエクセルへの期待を語った。
バンエクセルは2015-16シーズンにGリーグのテキサス・レジェンズでヘッドコーチを務め、NBAでもバックスとグリズリーズで指導経験がある。現役時代は880試合に出場し、平均32.9分間のプレータイムで14.4得点、6.6アシスト、2.9リバウンドを記録し、1998年にはオールスターにも選出された。
若手の育成に定評のあるバンエクセルが、ヤングら若手コアの成長を加速させた時、ホークスは再び東の強豪チームの地位を確立できる。