2試合続けて2桁得点を記録
ブルズに移籍したロンゾ・ボールの弟であり、昨シーズンの新人王を受賞したホーネッツのラメロ・ボールの兄であるリアンジェロ・ボールが、NBAロスター入りを目指してサマーリーグでアピールを続けている。
弟のラメロが所属するホーネッツの一員としてサマーリーグに出場しているリアンジェロは、現地8日に行われたトレイルブレイザーズ戦にベンチから16分プレーし、8本中5本の3ポイントシュートを含むフィールドゴール10本中5本成功の16得点2リバウンド2アシスト2スティールを記録。ブレイザーズ戦後にリアンジェロは「オープンならシュートを打つ」と語っており、翌日のキングス戦でも10得点をマークし、2試合続けて2桁得点を決めた。
ホーネッツのアシスタントコーチ、ダッチ・ゲイトリーも「非常に良かった」と、リアンジェロを高く評価している。「弟がNBAチームの先発ポイントガードで、兄はベンチからプレーしている。彼が好調なのは良いことだよ。1試合だけで結果を残す選手は多いけど、大事なのはそれを続けられるかどうか。ようやく相手のスカウティングリポートに名前が載る立場になった。キングスのコーチ3人が彼を見ていて、『あの選手にシュートを打たせてはいけない』と言っていたよ」
昨シーズンのホーネッツは、1試合平均3ポイントシュート成功数が13.7本でリーグ10位、成功率は36.9%で14位だった。ホーネッツはすでに2021-22シーズンの2ウェイ契約枠を埋めたため、リアンジェロが開幕ロスターに入るためにはフリーエージェント選手として契約を勝ち取らないといけない。
このままサマーリーグで結果を残し続け、兄と弟に続いてNBAデビューの機会をつかめるかどうか、注目したい。