スペンサー・ディンウィディー

ディンウィディーが完全復帰を遂げればチーム力は昨シーズン以上?

ウィザーズがサイン&トレードでスペンサー・ディンウィディーを獲得したと『ESPN』が報じた。

ディンウィディーの契約は3年約6000万ドル(約65億4000万円)となるが、7月30日に報じられたウィザーズとレイカーズによるトレードも含まれ、最終的に計5チームが絡む大型トレードとなった。

ウィザーズはラッセル・ウェストブルック、2024年ドラフト2巡目指名権と引き換えに、レイカーズの中核を担ったカイル・クーズマ、ケンテイビアス・コールドウェル・ポープ、モントレズ・ハレルの3選手を獲得。また今年のドラフト全体22位指名権(アイザイア・ジャクソン)とアーロン・ホリデーをペイサーズから獲得した。

一方でウィザーズはネッツに2024年ドラフト2巡目指名権、1150万ドル(約12億5350万円)のトレードエクセプション、ペイサーズにチャンドラー・ハッチソンと2022年ドラフト2巡目指名権を譲渡することになった。

昨シーズンのディンウィディーは右膝前十字靭帯の部分断裂で戦線離脱し3試合のみの出場となったが、2019-20シーズンにはともにキャリアハイとなる平均20.6得点、6.8アシストを記録している。当時のパフォーマンスが可能であれば、ブラッドリー・ビールとの強烈なバックコートデュオとなる。八村塁も成長を続け、トーマス・ブライアントもケガから復帰すれば、昨シーズン以上の好成績も見込めそうだ。

なお、ウィザーズはウェストブルックのバックアップガードを務めたイシュ・スミスがホーネッツへ、センターのロビン・ロペスがマジックに移籍することとなった。