さらにマーキーフ・モリス、PJ・タッカーも獲得
2020年にファイナルへ進出したヒートだったが、昨シーズンは優勝したバックスの前にプレーオフファーストラウンドで敗退した。そして、再び頂点を目指すチームはラプターズのカイル・ラウリーをサイン&トレードで獲得し、ゴラン・ドラギッチとプレシャス・アチウワを手放した。ラウリーの契約内容は3年約9000万ドル(約98億3000万円)と複数のメディアが報じている。
ラウリーは6度のオールスター出場経験を持つ35歳のベテランポイントガード。昨シーズンは平均17.2得点、5.4リバウンド、7.3アシストを記録し、2019年にはラプターズを優勝に導いている。
また、ヒートは中心選手のジミー・バトラーと4年約1億8400万ドル(約200億5600万円)で延長契約を結んだ。バトラーとラウリーは親友関係にあり、昨シーズンからラウリーの獲得を目論んでいたが失敗し、2年越しの共闘が実現することとなった。
さらにヒートはバックスの優勝に貢献したPJ・タッカーと2年契約を結び、レイカーズのマーキーフ・モリスとベテランミニマム契約を結んだ。リーダーシップに長けたラウリーや即戦力のベテランを獲得したことで、バトラーの負担は軽減される。
主力の慰留に成功し、確かな戦力アップを果たしたヒートは2013年以来の優勝に向け視界良好だ。