クリス・ミドルトン

「チームとしてプレーできていれば、勝つ可能性は出てくる」

現地7月11日、ホームに戻ったバックスは、サンズとのNBAファイナル第3戦に120-100で勝利し、戦績を1勝2敗とした。バックスはネッツとのカンファレンスセミファイナルでも、0勝2敗からの逆転に成功している。メディアはそれを引き合いに出し、「今回も逆転は可能か」とバックスの選手たちに質問した。

第3戦で18得点7リバウンド6アシストを記録したクリス・ミドルトンは「ウチはタフなチームだ」と自信を語る。

「レギュラーシーズンでもプレーオフでも、逆境を乗り越えてきた。チャンスはある、そう思う気持ちが大事なんだ。お互いの実力を信頼しているし、それがチームへの自信になっている。ウチは誰がコートに立っても、きっちり仕事をこなせる」

ミドルトン、そして一緒に会見に出たドリュー・ホリデーも、第2戦に続いて第3戦でも40得点超えの活躍を見せたエースのヤニス・アデトクンボへの信頼を口にした。

「彼がここ2試合のような好調をキープできるなら、彼にボールを預け、彼のためのスペースを作るべきだ。もちろん、やるべきことは僕もドリューも分かっている。ヤニスは僕たちを信じてボールを任せてくれる。いつだってアグレッシブにプレーしないといけないし、全員をプレーに絡めていかないといけない。ウチは完成されたチームだ。時には20得点から40得点を決める選手も出てくるけれど、チームとしてプレーできていれば、勝つ可能性は出てくる」

そうミドルトンが言えば、21得点9アシストを記録したホリデーも次のように語った。「クリスに同意するよ。ヤニスなら、普段通りのプレーをしてくれる。ただ、自分たちも彼がイージーにプレーできるようにしないといけない」

カンファレンスファイナルで膝を痛めたアデトクンボは、負傷を感じさせないパフォーマンスでチームに初勝利をもたらした。ミドルトンとホリデー自身も攻守で違いをもたらすことができる選手だが、絶対的なエースであるアデトクンボを支え、チームの勝利に貢献しようとしている。

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