JJ・レディック

写真=Getty Images

過去のプレーを見て自信を取り戻す材料に

今年のオフにセブンティシクサーズと再契約したJJ・レディックは、33歳で臨んだ2017-18シーズンにキャリアハイとなる平均17.1得点を記録し、6年ぶりのプレーオフ進出に貢献した。

現役選手の中ではトップレベルのシューターとして知られるレディックであっても、シュートが入らない日もある。そんな時、彼は意外な方法でスランプ解消の糸口を見つけているそうだ。ポッドキャスト番組『Pardon My Take』に出演した際、レディックは「スランプの時にはYouTubeで昔の試合を見ている」と語った。

「NBAでプレーしていれば、上手くいかない時もある。自分だけではなくて、どの選手もYouTubeで昔のプレーを見ているよ。別に恥ずかしいことでもないしね。たとえば、シュートが24本中2本しか決まらないような時には、『ボールがフープを通過してくれるのかな?』と考え込んでしまう。そういう時にYouTubeを使うんだ」

レディックが昔の動画を見るのは、フォームを確認するためではなく、シュートが決まる動画を見ることで自信を取り戻すためだという。ちなみにレディックが好む自身のハイライトは、デューク大学時代に41得点を記録したテキサス大学との一戦だそうだ。

シクサーズでの1年目にチームのポテンシャルを実感したレディックは、今シーズンもシャープシューターとして、ジョエル・エンビード、ベン・シモンズらを後方から援護する。