遠藤、鵤、喜多川とコアメンバーの慰留に成功
宇都宮ブレックスが田臥勇太、遠藤祐亮、鵤誠司、喜多川修平の4選手と契約を継続したことを発表した。
田臥は173cmのポイントガード。能代工時代に史上初の高校『9冠』を達成し、2004年にはサンズの開幕ロスターに残り、日本人初のNBAプレーヤーとなった。海外挑戦を終え、2008-09シーズンからリンク栃木ブレックスに加入し、チームの中心選手として活躍している。。
2016年にはチームをBリーグ初代王者に導いたが、2018年からはケガに苦しみ、2シーズンでのレギュラーシーズン出場試合は28試合にとどまった。今シーズンは30試合に出場するも出番は限られたものになり、キャリアワーストとなる平均3.3分のプレータイムとなった。それでも、ベンチで味方を鼓舞する姿勢など彼が持つ影響力はいまだ健在。多くの主力が去った今、ファンにとってはうれしい契約継続となったはずだ。
田臥はクラブのリリースで以下のコメントを発表している。「2021-22シーズンもブレックスでプレーできることを大変嬉しく思っています。バスケットができる喜びや感謝の気持ちを忘れずに、チーム全員、そしてファンの皆さんと共に戦っていきたいと思います」
遠藤は2012年にチームの下部組織である『TGI D-RISE』でキャリアをスタートさせ、その後トップチームに昇格し、9シーズンを宇都宮で過ごしてきた叩き上げだ。フィジカル負けしない身体を持ちながらもフットワークは軽く、リーグトップクラスのディフェンス力を持ち、Bリーグ4シーズンで2度のベストディフェンダー賞を受賞している。
遠藤もリリースで以下のコメントを発表している。「2020-21シーズンの悔しさを糧にブレックスの為に頑張ります。ブレックスに入団し、10シーズン目になるので良い結果を出せるように精進します」
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