アレックス・カーク

今シーズン終盤は腰椎椎間板外側ヘルニアにより戦線離脱

アルバルク東京は今日、アレックス・カークとの契約継続を発表した。

カークはNBAキャバリアーズでのプレー経験を持つ211cmのセンターで、2017-18シーズンにA東京に加入して以降、レギュラーシーズンでは出場した全試合で先発を務め、来シーズンで在籍5シーズン目を迎える。豪快なダンクをかます高さとパワーに加え、3ポイントシュートも打てる広いシュートレンジを持ち、スクリーンに何度も行く献身さも兼ね備えている選手で、ピック&ロールを主体とするA東京において最も重要な選手とも言える。

しかし、今シーズンは2月10日の千葉ジェッツ戦以降欠場が続き、クラブは全治未定の腰痛症と発表していた。腰痛を抱えながら出場した天皇杯準決勝の宇都宮ブレックス戦ではベンチから約14分間プレーし、6得点13リバウンド2ブロックを記録。インサイドで大きな存在感を放っていたが、試合中にも腰に手を当てており、無理をしていたのは明らか。その後、クラブは彼が腰椎椎間板外側ヘルニアであることを発表し、インジュアリーリストへ登録していた。今シーズンは35試合に出場して、平均17.1得点、9.6リバウンド、1.0ブロックを記録している。

カークはクラブを通して、次のコメントを発表している。「2021-22シーズンもアルバルクのユニフォームを着てプレーする機会を与えていただき感謝しています。今シーズンは怪我で戦列を離れチームに迷惑をかけた分、新シーズンは再びチャンピオンになれるよう心身共にひたむきな努力を積み重ねて目標を達成できるよう全力で頑張りたいと思います。ファンの皆さんに、エキサイティングなプレーで勝利をお届けしたいと思います。新シーズンも応援よろしくお願いします」