ポール・ジョージ

指揮官もシリーズ初勝利を称賛「チーム全員でつかんだ勝利」

現地12日にステイプルズ・センターで行われた西カンファレンスセミファイナル第3戦、ジャズvsクリッパーズは、カワイ・レナードが34得点12リバウンド5アシスト、ポール・ジョージが31得点5アシストでチームを引っ張り、クリッパーズが132-106で勝利した。

クリッパーズは試合開始から0-8のランを決められたものの、すぐさま同点に追いつき、ジョージとレナードを中心に試合をコントロール。守備でもジャズのエース、ドノバン・ミッチェルを徹底マークして第1クォーターを無得点に抑え、相手にリズムをつかませなかった。

シリーズ初勝利を記録した試合後、ジョージは「ホームを守らないといけなかった」とコメント。ミッチェル対策については「数で対応した。1対1の状況にしてしまうと、タフなシュートを決められてしまう。いずれにしても彼は点を決められる選手だけれど、できるだけハードなプレーを強いる必要がある」と続けた。

指揮官のタロン・ルーは「今日は完全にチーム全員でつかんだ勝利。目の前のチャレンジを受け入れ、48分を通して競い合うことができた」と、初勝利を喜んだ。

ジョージは、第3戦のパフォーマンスを「自分のシュートが打てた。一番快適に打てるシュートを打った。それを続けただけのこと」と語ったが、試合後のインタビューでも、「結果を考えず、ただシュートを打っただけ。何も考えず、アグレッシブにプレーした」と、無心でプレーしていたことを明かした。

マーベリックスとのファーストラウンドでは、第7戦までホームで勝てなかったが、今シリーズは最初のホームゲームで勝利した。ジョージは、勝てばシリーズを2勝2敗のイーブンにできる第4戦に向け、「今日と同じようなメンタリティで臨むことが重要」と答えている。