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「妻よりレブロンの方が自分の好みを知っている」
互いに2003年のドラフト1巡目で指名されたレブロン・ジェームズとドゥエイン・ウェイドは、自他ともに親友と認める間柄。NBAでのキャリアを始めたチームはそれぞれキャバリアーズとヒートで異なったが、2010年からは4年間ヒートでプレーし、2012年と13年に2連覇を達成している。
2014年の夏、レブロンがキャブズ復帰を決断し、コート内でのパートナー関係は解消されたが、今も2人は頻繁に連絡を取り合い、オフ中には一緒にトレーニングを行なうなど、仲の良さは変わっていない。今シーズンからは地元シカゴに戻りブルズでプレーするウェイドは、『foodandwine.com』の取材に対して、食に関しては妻よりレブロンを頼ると語っている。
「レブロンは大親友で、一緒に食事に行くと、『これ、好きだろうから食べなよ』と薦めてくれる。何を注文すれば僕が喜ぶのか分かっているんだ。ちなみに妻と行く場合は、9品ぐらい頼むとやっと僕の好きなものが出てくる感じ。というわけで、一緒に食事に行ったら妻じゃなくレブロンにオーダーを任せるだろうな。彼こそが僕の好みを熟知しているんだ」
ハリウッド女優であるウェイドの妻、ガブリエル・ユニオンにとっては何とも屈辱的な話だが、そこは命がけで戦うコート上でつちかった『男の友情』というものだろう。
両選手がNBAプレーヤーとなるきっかけの2003年ドラフトでは、クリス・ボッシュ、カーメロ・アンソニーも上位指名を受けた。この4人の関係性は非常に良好だが、レブロンとウェイドの相性は夫婦をも超えるようだ。
レッドカーペットを歩くウェイドと妻、ガブリエル・ユニオン。食事の好みは分からずとも夫婦仲は良好のようだ。