ジョージ「とにかく、マブスを称えるべき」

現地22日に行われたプレーオフファーストラウンド第1戦、マーベリックスvsクリッパーズは、試合を通じて17本（36本中）の3ポイントシュートを成功させたマブスが113-103で勝利した。

ルカ・ドンチッチは31得点10リバウンド11アシストのトリプル・ダブルで勝利に貢献し、試合後の会見でも「プレーオフは楽しいね」と、終始笑顔を見せた。「試合に勝てたらさらに楽しいし、ファンにとっても面白い試合だと思う」

当然ながら、クリッパーズから執拗にマークされ、ダブルチームを仕掛けられたが、本人は「アジャストしないといけない」と冷静に試合を振り返っている。「大事なのは勝つこと。自分が無得点だとしても、15得点でも関係ないから」

クリッパーズ指揮官のタロン・ルーは、「ミスが多かった」と敗因を語った。ポール・ジョージも「ポゼッションを生かせない場面があった」とルーに同意しつつ「マブスは素晴らしいチーム。自分たちがもっと良いプレーをしないといけなかった。とにかく、マブスを称えるべき。素晴らしいチームだからね。第2戦では、もっと良いプレーが必要になる」と相手のパフォーマンスを称えた。

カワイ・レナードは26得点を記録したが、第4クォーター残り8分以降はわずか1得点に抑えられた。勝負どころでチームに貢献できなかったレナードは「相手のディフェンスが良かった」と、試合を振り返っている。「ルカにやられてしまったことを含めて、今日の試合映像をしっかり分析しないといけない」

レナードは、試合後のロッカールームの雰囲気もポジティブだったと明かし、「自分たちのプレーを続けないといけない」と、第2戦からの巻き返しを誓った。「ハードにプレーすること、自分たちの力を信じることが重要。簡単に手に入るものなんて何もないんだ」