タイアス・ジョーンズ

写真=Getty Images

伸び盛りのジョーンズにプレータイムを与える方針

オフシーズンも間もなく終わりを迎えるこの時期、各チームはロスターの編成をほぼ終え、各チームのヘッドコーチはそれぞれのポジションでの出場時間の分配を考え始めている。どれだけ良い選手を抱えていても、その力を生かせるかどうかは起用法次第の面が強い。

ティンバーウルブズは、他チームと比べてガード陣が充実している。先発として起用されるのはポイントガードがジェフ・ティーグ、シューティングガードがジミー・バトラーで決まり。ただ、オフに再契約したデリック・ローズと生え抜きのタイアス・ジョーンズをどう起用するか。両選手ともに昨シーズンの終盤にセカンドユニットで好成績を残しており、ヘッドコーチのトム・シボドーにとっては『うれしい悩み』となっている。

ウルブズがローズと再契約した後、同じポイントガードのジョーンズは、球団にトレードを要求したと言われている。22歳のジョーンズは新シーズンがNBA4年目。ここまで年々プレータイムを伸ばし、昨シーズンも82試合に出場してキャリアハイとなる平均5.1得点、1.2スティールを記録して、ベンチスタートではあってもチームに欠かせない戦力へと成長した。

それだけの実力を証明しても出場機会が減るのであれば、活躍の場を移したいと考えるのは自然なことだ。それでもシボドーは生え抜きのジョーンズを手放したがらず、ローズの同時起用を決断したと『The Athletic』が伝えた。ウルブズではこの夏にジャマール・クロフォードが退団している。そのため、ローズを2番手のシューティングガードでプレーさせる構想だとジョーンズに伝えたという。

昨シーズン、14年ぶりにプレーオフに進出したウルブズにとって最も大事なのは、この良い流れを断ち切ることなく、安定して強いチームになっていくこと。2人の控えガードが年間を通じて安定したプレーを見せられれば、ウルブズのバックコートは安泰だ。彼らの力を生かせるかどうかは、シボドーの手腕にかかっている。