T高

主演の志尊淳や早見あかりとフリースロー対決!

実話に基づいた同名小説を実写化、汗と涙の直球青春スポーツ映画『走れ!T校バスケット部』が11月3日に公開される。弱小バスケットチームの成長を通し、高校生の悩みや葛藤、仲間との絆、家族の想いを丁寧に描いた『胸アツ青春映画』だ。

8月8日、『T校ティップオフミーティング』が開催され、主人公の田所陽一を演じた志尊淳を筆頭に、早見あかり、戸塚純貴、佐藤寛太、鈴木勝大が劇中のユニフォーム姿で登場。関東に台風が接近している中、会場は雨風が吹き荒れる屋外ステージで行われたが、それを吹き飛ばすような黄色い声援が飛びかった。

さらにスペシャルゲストとして、千葉ジェッツの原修太、川崎ブレイブサンダースの藤井祐眞、各チームのU15の選手が登場。お互いのプロモーションを賭けて、ビーチボールを使ってのフリースロー対決を行った。とはいえ強風の影響を受けるビーチボールでのフリースローはプロ選手でもなかなか決まらない。両チーム無得点が続く中、T校4人目の戸塚が風を計算し、下からボールを放り見事に成功させた。これに対してプロチーム5人目の藤井はなりふり構わず、ビーチボールではなくバスケットボールを持ち出し、シュートを決めて同点に。T校チーム5人目の志尊は決められず勝負は延長戦に持ち込まれるが、ここで先行の原がバスケットボールを使ってまさかのフリースロー失敗。最後は、紅一点のT校バスケット部マネージャー、早見が近距離からのフリースローを沈め、T校バスケ部がプロを相手に奇跡の勝利を収めた。

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クランクインの3か月前から、元バスケットボール日本代表の半田圭史の特訓を受けてバスケシーンに臨んだ出演者たちは「生半可な気持ちでやっていないので」と語る。バスケシーンを見どころに挙げた志尊は「青春時代を疑似体験でき、充実した現場でした」と晴々とした笑顔を浮かべ、あいにくの空模様にもかかわらず、会場は爽やかな空気に包まれて大いに盛り上がった。このイベントの様子は『バスケットLIVE』で配信されている。