ステフィン・カリー

「楽しくやれている時ほど良いプレーができる」

現地5月1日に行われたウォリアーズvsロケッツの一戦は、第3クォーターだけで24得点を挙げたステフィン・カリーの活躍もあり、ウォリアーズが113-87で快勝した。

前半を49-55で折り返したウォリアーズに火を点けたのは、エースのカリーだった。ウォリアーズは第3クォーター序盤から24-0の猛攻で試合をひっくり返して勝利。カリーはターンからのフェイダウェイシュートやキャッチ&シュートでの3ポイントシュートなどで、第3クォーターには連続12得点を含む24得点を記録。試合を通して30得点をマークして勝利の立役者となった。

前半は10本中2本の3ポイントシュート成功と苦しんだカリーだったが、第3クォーターは7本中5本を決めてチームに勝利をもたらした。

指揮官のスティーブ・カーは、目を見張るカリーのオフェンスについて「ステフの特徴は、苦しんでいるかと思いきや突如爆発するところだ。とんでもない自信を持った選手だよ」と語った。

ジョーダン・プールも「ステフは歴代ベストシューター。何本かシュートを外したって、心配は無用さ。少しでもスペースを与えたら、彼は流れを変えてくれる」とエースを称賛している。

カリー本人は、試合後のインタビューで「プレーに楽しさをもたらすのは自分の役割」と答えた。

「ケガなどで選手の入れ替わりが激しいし、安定したパフォーマンスは難しい。8人でプレーしているようなものだしね。エネルギーをもたらすことに集中しないといけないし、楽しくやらないと。それが自分の役割だから。楽しくやれている時ほど良いプレーができる。コーナーで3ポイントシュートを決めた後で叫んだことで、チームも乗っていけた。あとは雪崩のようなもので第3クォーターは全員が良かった」

ウォリアーズはこれで西カンファレンス9位に浮上し、8位のグリズリーズに0.5ゲーム差に迫っている。