レオ・ライオンズ

写真=B.LEAGUE

ジョシュア・スミスとの強力コンビ結成

8月6日、富山グラウジーズは元千葉ジェッツのレオ・ライオンズの加入を発表した。ライオンズは206cmの長身ながら巧みなハンドリングスキル、アウトサイドシュートを持つオールラウンダー。昨シーズンは千葉ジェッツで平均23分間プレーし、平均11.1得点を記録。シーズン途中の加入で最初は苦戦したが、コンディションが整いチームと噛み合ったシーズン終盤は得点だけでなくゲームコントロールにも加わるなど多彩な能力を披露した。

富山はジョシュア・スミスというリーグ屈指の重量級センターを獲得しており、ライオンズという機動力とテクニックを併せ持つビッグマンとの相性は良さそうだ。

宇都直輝という昨シーズンのアシスト王かつ日本人の最多得点者を中心に、スミス、ライオンズという強力な『個』を手に入れたグラウジーズ。船生誠也、大塚裕土といった実力のあるウィングがこれに噛み合えば、残留争いを演じた過去2年から一気にジャンプアップしてチャンピオンシップ進出も十分に狙える陣容だ。

強力な『個』の集団を率いるのはドナルド・ベック新ヘッドコーチ。彼がどんなチームを作り上げていくか楽しみだ。