先月までは母校の能代工業でヘッドコーチを務める
大阪エヴェッサは今日、大阪エヴェッサアカデミーの校長(ゼネラルアスレティックマネージャー)に小野秀二を迎え入れたことを発表した。
秋田県出身の小野は能代工業で高校3冠を成し遂げ、筑波大を経て住友金属工業でプレーした。日本代表経験も豊富で、アジア競技大会で4位に輝いた経歴を持つ。現役引退後は指導者としての道を進み、JBL時代のトヨタ自動車アルバルクや日立サンロッカーズで指揮を執り、2001-02シーズンにはJBLコーチ・オブ・ザ・イヤーに輝き、2009年には日本代表チームの指揮官を務めた。2018年から今年の3月までは母校の能代工業でヘッドコーチを務めていた。
小野はクラブを通して「育成と強化両面において、これまでの経験を生かし、子供達にバスケットボールのおもしろさといろいろな楽しみを伝え、『バスケットボール大好き!』になってもらえるようにがんばります。どうぞよろしくお願いします」とコメントを発表している。
大阪の安井直樹代表は「このたび、大阪エヴェッサは普及・強化育成カテゴリーである『大阪エヴェッサアカデミー』の校長として小野秀二氏を迎え入れ、大阪エヴェッサアカデミーの新体制を始動いたします」と意気込みを語っている。
「このことが意味するのは、大阪エヴェッサが本気でバスケットボールの普及(スクール)と強化育成(U12・15・18世代)に力を入れ、大阪エヴェッサのトップチームに優秀な人材を輩出し、日本のトップレベルのクラブを目指す決意を意味します」
「小野秀二氏は皆さまがご存知のとおり、日本バスケットボール界のトップカテゴリーで指揮を執り、2021年3月までは高校バスケットボール界の名門秋田県立能代工業高等学校のヘッドコーチを務めていた誰もが実績を認める人材です。『普及⇒強化育成⇒トップチーム強化』の仕組みを構築して、多くのパートナーの皆さま、ファン・ブースターの皆さまに喜んでいただける大阪エヴェッサを作り上げてまいります」
なお、小野とアカデミースクールコーチによる小学1年生から3年生を対象としたバスケットボールクリニックの開催も発表されている。
日時は2021年5月22日(土)と5月30日(日)で、HOS花園スタジアムで行われる。参加費は無料で申し込み締め切りは5月16日(日)まで。
詳細や申し込みはこちらから
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