レブロン・ジェームズの学校設立に続き、デリック・ローズが奨学金制度を立ち上げ

2018/08/02
NBA&海外
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デリック・ローズ

写真=Getty Images

アデトクンボ「次は自分たちが続く番」

富と名声を得た世界的なプロアスリートたちは、社会貢献に力を注いでいる。NBAでは先日、レブロン・ジェームズが生まれ故郷のオハイオ州アクロンに『I Promise School』という学校を設立した。

かつての自分と同じように、経済的に苦しい家庭に生まれた子供たちに教育を受けさせる機会を与えるため、レブロンは学校設立という形で、永続的にこれからの世代を支えようとしている。『I Promise School』は授業料無料の学校で、卒業生がアクロン大学に進学した場合、その授業料まで保障される。また、子供たちだけでなく、彼らの両親にも高校卒業と同程度の資格を得る支援、仕事を斡旋するサポートも請け負う巨大な組織をレブロンは作り上げた。


レブロンという現代NBAのトップスターがこの一大プロジェクトを立ち上げた意味は大きい。その一つが、賛同する他のスター選手が続こうとしていることだ。

バックスのヤニス・アデトクンボはTwitterで「レブロン・ジェームズは常に僕たちの模範であり、彼がやっていることは信じられないほどに素晴らしい。僕たちはレブロンの活動に注目している。次は自分たちが続く番だ!」とコメント。社会貢献への意欲を示した。

NBAは、選手のこうした社会活動を積極的に支持している。これまでは寄付するという方法が一般的だったが、現代社会が抱える問題が多種多様になる中で、求められている支援の幅も広がった。レブロンらプロアスリートの中には、自ら慈善財団を設立して活動している選手も少なくない。

レブロンに続き、デリック・ローズも『The Rose Scholars』という奨学金制度の立ち上げを発表したばかり。経済的な理由から大学教育を受けられない子供たちを支援していくという。

一人でも多くの若者を支援し、チャンスを与える活動は、これからもNBA内で広がっていくだろう。NBAは、今後もリーグレベル、そして選手レベルでアメリカの社会問題に取り組んでいく。