「彼は素晴らしい選手だ。ハードワーカーで、シュートも改善している」
ペリカンズのロンゾ・ボールは以前からトレードの噂があったが、現地3月25日のトレードデッドラインまでに放出されなかった。
ニックスなどが興味を持っていると報じられたロンゾは、今シーズン終了後に制限付きフリーエージェントになるため、いずれにしてもオフには去就が注目される存在だ。しかし、ペリカンズのバスケットボール運営部門バイスプレジデントのデイビッド・グリフィンは、ロンゾを「素晴らしい選手」と称えている。そして、一連のトレードの噂に関して次のようにコメントした。
「ロンゾほど騒がれる選手は見たことがない。素晴らしい選手と言われたかと思えば、ワーストプレーヤーと批判される。その中間がない。アンフェアだ。報道の過熱ぶり、雑音レベルは今が一番ひどい。デタラメばかりで、その数に圧倒されてしまう」
「ロンゾは口数が少なく、記事を読んで自分の口で直接間違いを正すタイプではない。メディアの皆さんの前に立ち、『これは完全なる誤報』と言うタイプではないんだ」
「彼は素晴らしい選手だ。ハードワーカーで、シュートも改善している。ウェイトルームでも懸命に努力している。チームメートのことも大好きで、彼はウチでのプレーを希望している。だからこそ、彼がチームのプランに含まれていないからトレードすべき、という報道は完全なるデタラメ。ロンゾについては我々が知っていることが真実だ。伝えられている内容に関しては、慎重になってもらいたい。誰かが何らかの理由で嘘の情報をリークしているだけだ」