今シーズンはわずか4試合の出場に留まる
ペイサーズは1月5日に左足の疲労骨折の手術を受けたTJ・ウォーレンが、残りのシーズンを全休すると発表した。
サンズからペイサーズにやってきたウォーレンは、ペイサーズ1年目の昨シーズンは出場した67試合すべてで先発を務め、チームトップの平均19.8得点(キャリアハイ)、4.2リバウンド、1.5アシスト、1.2スティールを記録。特にシーズン再開後の『バブル』では、初戦となったセブンティシクサーズ戦でキャリアハイの53得点を挙げた。その後は足底の筋膜炎を発症し大事を取って2試合を欠場したが、プレーオフも含め10試合に出場して平均26.6得点を挙げるなどインパクトを残した。
今シーズンも『バブル』のような活躍でチームを引っ張ることを期待されたが、12月に疲労骨折をし、1月5日に手術を受けて以降は欠場が続いたため、ここまで4試合の出場に留まっていた。
今シーズンのペイサーズは開幕ダッシュこそ成功したが、ウォーレンがケガで離脱し、エースだったビクター・オラディポをトレードで放出して以来、苦戦を強いられたが、マルコム・ブログドンとドマンタス・サボニスがともに平均20.0得点を超えるパフォーマンスでチームを引っ張っている。1月のジェームズ・ハーデンを中心とした超大型トレードで獲得したキャリス・ルバートも病気からの復帰後は調子を取り戻してきている。現在20勝23敗で東カンファレンス9位を走るペイサーズにとってウォーレンのシーズン全休は痛手だが、ここからの戦いに注目だ。