大物選手らの契約が落ち着き、これから始まる大ベテランの就活

2018/07/30
NBA&海外
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リチャード・ジェファーソン

写真=Getty Images

去就未定のジェファーソンとテリーの今後は?

7月1日からフリーエージェント選手との交渉が解禁され、レブロン・ジェームズ、ポール・ジョージら大物たちは次々に新契約を手にした。これから9月のトレーニングキャンプまでは、ベテランたちの就活時期に入る。

まず契約を勝ち取った大ベテランは、かつて『ダンクマシーン』として鳴らしたビンス・カーターだ。41歳のカーターは、若返りを目指すホークスとの1年契約に合意。新天地での出場機会は減るだろうが、メンターとしての役割を受け入れた。

同じく来シーズンが21年目のダーク・ノビツキーは、予想どおりマーベリックスと再契約を結んだ。来シーズンを最後にコートを離れる可能性もあり、その雄姿を目に焼き付けておく必要
がある。

まだ次の契約先が決まっていない大ベテランの代表格は、リチャード・ジェファーソンとジェイソン・テリーの2人だろう。

昨シーズン開幕後にキャバリアーズからナゲッツにトレードされたジェファーソンは、ナゲッツで20試合に出場。キャリア最低となる平均8.2分の出場で1.5得点を記録した。

38歳のジェファーソンは、最近『ESPN』の番組で解説者も務めている。来シーズンも現役を続けるかは未定だが、このままテレビの世界でセカンドキャリアを始めても不思議ではないだろう。

来シーズンが20年目のテリーは、開幕までに41歳になる。以前から「20年現役を続けることが目標」と言い続けてきたため、少なくともあと1年は現役を続ける意向のはず。昨シーズンはバックスに所属したテリーは、51試合に出場して平均3.3得点、フィールドゴール成功率38.3%という成績を残した。

1990年代から現役を続けている3選手の一人であるテリー(他の2人はカーターとノビツキー)は、限定的な役割であっても勝利に貢献できるうえに、ベンチでもロッカールームでもリーダーシップを発揮できる。

いずれにしても、彼らの契約が決まるのは早くても9月半ば頃だろう。遅ければ開幕直前時期、もしくは開幕後までずれ込む可能性もある。

チームの柱になれる選手、今後が楽しみな若手だけでは、NBAチームは機能しない。プロとしての姿勢を言葉と背中で伝えられる彼らのような大ベテランの需要はまだあるはずだ。