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カルデロンは北京、ロンドン、リオでのメダル獲得に貢献

スペイン代表ポイントガードのホセ・カルデロンが、代表からの引退を発表した。

2002年の世界選手権で主要国際大会でデビューを飾ったカルデロンは、2006年に日本で開催された世界選手権で平均7.2得点、3.2アシストを記録し、スペインの優勝に貢献した。2008年の北京五輪、12年のロンドン五輪でそれぞれ銀メダル、リオデジャネイロ五輪で銅メダルを獲得し、五輪3大会連続でメダルを獲得している。

先日のリオ五輪では、セルヒオ・ロドリゲスやリッキー・ルビオの台頭により5試合の出場にとどまったが、国際大会での豊富な経験に裏打ちされた堅実なプレーでチームを支えた。

来月35歳の誕生日を迎えるカルデロンは、NBAでもキャリア13年の大ベテラン。ラプターズ、ピストンズ、マーベリックス、ニックスと渡り歩き、今シーズンは名門レイカーズでプレーする。

堅実なパス能力と綺麗なシュートフォーム、シュート力を持ち合わせるカルデロン。代表や所属するチームで結果を出してきた仕事人はレイカーズ再建の一翼を担う存在となる。