レブロンも「とても成長している」と称賛
現地3月12日、負傷欠場が続くレイカーズのアンソニー・デイビスが、少なくとも3月末までは欠場することが発表された。デイビスが抜けてから苦戦が続いた王者レイカーズにとって、その穴を埋めるにはカイル・クーズマの奮起が欠かせない。
そのクーズマはシーズン後半戦の初戦となったペイサーズ戦で、ベンチから出場して24得点と10本のディフェンスリバウンドを含む13リバウンドを挙げ攻守ともに活躍し、105-100での勝利に貢献した。
第4クォーター残り9分の時点で78-86とビハインドを背負っていたレイカーズは、クーズマが残り8分43秒からフリースロー2本、レブロン・ジェームズのレイアップ失投を押し込むティップレイアップ、ペイント内にカットイン後のフェイダウェイシュート、そして連続3ポイントシュートを成功させて、16-4の猛攻で94-90と逆転。一連のランで試合の流れを呼び込んだレイカーズが勝利を収めている。
試合後のインタビューで、クーズマは「ディフェンスで野獣のようなプレーを心がけている。オフェンスはついてくるものだから、オープンシュートを決める機会も出てくる」と語った。
クーズマをルーキー時代から知るケンテイビアス・コールドウェル・ポープは、その成長を頼もしく感じている。「本当に成長したよ。オフェンスも以前より積極的だし、リバウンドも奪いに行っている。リバウンドのために適切なポジションを取れている。ものすごいエネルギーとともにプレーしているよ。ウチには今日のような彼が必要だ」
リーダーのレブロンも「とても成長しているし、得点以外の面でもリバウンドや、それ以外の部分でも試合にインパクトを与えている。今はAD(デイビス)がいないから、彼に点を決めてもらう必要がある」とクーズマを称賛した。