「試合を重ねるごとに状態は良くなっている」
現地3月10日に行われたスパーズvsマーベリックスの一戦は、第4クォーターに17-4のランを決めてリードを広げたマブスが115-104で勝利した。
第4クォーターだけで13得点挙げたクリスタプス・ポルジンギスは、28得点に加えて、シーズンハイの14リバウンドを記録して勝利に貢献した。昨年の10月上旬に右膝半月板の手術を受けた影響でシーズン序盤戦を欠場し、1月に戦線復帰を果たしたポルジンギスだったが、なかなか思うようなパフォーマンスができない日々もあった。それでも、ここ3試合連続でダブル・ダブルを記録し、ケガをする前の状態に戻りつつある。
試合後の会見でポルジンギス自身も「戻ってきた」と復調を実感していると言う。「まだまだ努力は必要だし、手術を受ければフィーリングも変わる。だから筋力を上げて、力強く、安定した状態にしなければいけない。そうすることで自信も生まれる。休みなく努力し続けないといけない。試合を重ねるごとに状態は良くなっているし、練習が自信になっている。シーズン後半が楽しみだよ」
またポルジンギスは、復調の要因に辛抱強さを挙げた。「辛抱強くやることが一番大事だと思う。復帰してからは、思うような形でやれていなかった。それでも我慢し続けてやっていたら、チームメートが僕を見つけてボールをくれる。今日の後半は良いプレーができて、それが守備でのエネルギーに繋がった。辛抱強さは大事だし、必ず好転すると信じてやることが大切だね」
この試合では、ルカ・ドンチッチも22得点12リバウンド12アシストのトリプル・ダブルを達成するなど、若きデュオの活躍でマブスは4連勝をマークしている。