トレードのショックを断ち切り、気持ちは新シーズンへ
ラスベガスでのアメリカ代表ミニキャンプに参加しているデマー・デローザンは、すでにスパーズでの新シーズンに向けて気持ちを切り替えている。
スパーズと代表のヘッドコーチを兼任するグレッグ・ポポビッチの指導を受け、談笑する姿も見られたデローザンは、新天地でリーダーとしての役割を担うようになるだろう。
Coach Popovich works out San Antonio @spurs guard DeMar DeRozan at @usabasketball Mini-Camp! #USABMNT pic.twitter.com/3KcqUfX1vF
— NBA (@NBA) 2018年7月26日
本人にもその自覚があるようで、代表での練習後「来シーズンはキャリア10年目だから、これまでの経験や知識を使ってチームメートの役に立てるのなら、それは大事なことだと思う」と
語った。
「若い選手からも吸収したい。楽しみだよ」とも話したデローザンは、新たなチームメートになるデジャンテ・マレーに注目している。昨シーズン、開幕から3試合目のラプターズ戦で16得点14リバウンド6アシストの活躍を見せたマレーのファンになったと話す。
「あの試合での彼は突出していた。昨シーズンの1週目の対戦で彼のファンになったよ。たしかトリプル・ダブルに近いスタッツを残していたと思う。彼のような若い選手を見るのは大好きなんだ。もし彼の役にも立てるのなら、力になりたい」
デローザンのコメントからは、ラプターズからトレードされた時のショックはもう感じられない。彼の目には、名将ポポビッチの下で選手として一段上のレベルに到達し、西の強豪スパーズの中心選手として活躍する姿しか見えていない。
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— San Antonio Spurs (@spurs) 2018年7月27日