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クラブ側も選手自身も残留することで一致

昨年あたりからトレードの噂が出ているクリッパーズのブレイク・グリフィン。しかし、本人に移籍の意思はなく、チームとの契約を延長する可能性が高いという見方を、『Basketball Insiders』が伝えた。

先日、クリッパーズのヘッドコーチと球団社長を兼務するドック・リバースは、グリフィンがクリッパーズで引退することを望むとコメントした。グリフィン本人も移籍を望むわけではなく、フリーエージェントとなっても、他チームより好条件を提示できるクリッパーズと新たに契約を結ぶ可能性が高い。

毎シーズン積極的な補強を実行しているクリッパーズは、西カンファレンスのトップ5に数えられるチームへと成長している。ウォリアーズ、スパーズという2強の牙城はまだ崩せないが、プレーオフまで勝ち進むのはほぼ確実と見られている。

グリフィンは昨シーズン中、チームスタッフと口論の末、暴力行為をはたらき手を骨折。主力として自覚の無い愚行で長期離脱を強いられ批判されたが、万全な状態で迎えられる今シーズンこそ、チームをさらに高いレベルに導いてくれるはずだ。

リーグ屈指のダンカーからシュートエリアを広げ、万能選手へと進化したグリフィン。ケガからの復帰で昨年以上の活躍が期待される。