「目の前の試練に立ち向かっている」

ホームでネッツと対戦したウィザーズは、141-146で迎えた第4クォーター残り8.1秒からブラッドリー・ビール、ラッセル・ウェストブルックの連続3ポイントシュートで逆転し、149-146で勝利した。

37得点6リバウンド4アシストを記録したビールは「ワイルドな試合だった」と試合後の会見で笑顔を見せた。また、41得点10リバウンド8アシストで勝利に貢献した相棒のラッセル・ウェストブルックについて「ラスが素晴らしかった。僕たちはアンセルフィッシュなプレーをして、ラスに託したんだ。今日のラスはあらゆる部分においてすごく良かった。勝つには彼の力が必要だった。勝ててうれしいよ」と称賛した。

ウィザーズは新型コロナウイルス安全衛生プロトコル対象者が増え、負傷者も重なり開幕から思うような結果を残せていないものの、この勝利が悪い流れを変えるきっかになるかもしれない。だがビールは「まだまだ改善しないといけない部分は多い」と、すぐに気を引き締め直している。

「いろいろな困難があったけど、僕たちはチーム全員で乗り越えてきた。誰か一人の力ではなくて、みんなで戦っているんだ。誰だって負けるのは好きじゃない。チームメートも集中しているし、やるべきことをやって、目の前の試練に立ち向かっている。僕たちはお互いに支え合って、とにかく次のプレーを決めるために努力している。ディフェンス、リバウンド、勝つために必要なことをやるだけさ」