腎臓に腫瘍が見つかったペイサーズ移籍のキャリス・ルバート「起きたことに対してどう向き合っていくかが大事」

腎臓に腫瘍が見つかったペイサーズ移籍のキャリス・ルバート「起きたことに対してどう向き合っていくかが大事」

2021/01/20 12:29
キャリス・ルバート

「ある意味、このトレードが僕の身体に起きていることを明らかにしてくれた」

キャリス・ルバートはジェームズ・ハーデンを中心とした超大型トレードに巻き込まれ、ネッツからペイサーズへトレードされることとなった。しかし、トレードを正式に成立させるために必要なメディカルチェックで、ルバートの腎臓に小さな腫瘍があることが判明し、治療に専念することが明らかになったばかりだ。

そのルバートが会見に応じ、「症状はなかったし、試合にも普通に出ていた。今シーズンはまだ1試合も欠場していなかったから、僕は100%健康だと思っていたんだ」と明かしたように、今シーズンはネッツで12試合に出場し、平均18.5得点、4.3リバウンド、6.0アシストを記録していた。

今回のトレードは、ルバートにとっては望んだものではなかったが、大病に繋がりかねない問題を早期発見できたのは幸いだった。「ある意味、このトレードが僕の身体に起きていることを明らかにしてくれた。今回のトレードは長い目で見たら、僕のことを救ってくれることになると思う」とルバートが語ったように、このトレードがなければ、彼は次のトレーニングキャンプまでメディカルチェックを受けることはなかっただろう。

「僕にとって最も重要なことは、健康に長生きすることだ」とルバートは続ける。「バスケットの前に、それが一番大切なことだ。もちろん、できるだけ早くバスケットをしたいと思っている。僕はアスリートだし、試合が大好きだ。でも、僕にとっては健康であることが一番大切なことだと思う。この先のことはまだ分からないし、答えも出ていない。それでもいつか絶対に治るはずだ」

ルバートは15歳の時に父親を心不全で亡くしている。また、彼の母親も多発性硬化症を患っている。それでも彼は、「僕はどんな状況でもポジティブにとらえるようにしている」と語る。「僕は神を信じている。すべてが完璧にはいかないと分かっているけど、起きたことに対して、どうやって向き合っていくかが人生の中では大事だと思う。何が起こったかが問題ではない」

今は検査結果を待っている状態のため「それが癌かどうかはまだ分からないんだ」とも明かした。球団社長のケビン・プリチャードは「彼がこの状況を乗り越えて、復帰できるように支援するし、我々は彼をコートに戻すことができると信じているよ」とコメントしている。

ビクター・オラディポに代わる新たなエース候補として、ルバートの活躍が期待されているが、まずは彼がペイサーズの選手として、一日でも早くコートに立つ日が来ることを願うばかりだ。

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