比江島慎

写真=野口岳彦

明日、宇都宮で公開入団会見を実施

昨シーズンのBリーグMVP、比江島慎がシーホース三河から栃木ブレックスへ移籍することが発表された。青山学院大卒業から5シーズン在籍したシーホース三河を退団するにあたり、比江島は次のようなコメントを発表している。

「ファンの皆さんを頂点に連れて行くと約束していたのにその約束を果たせず申し訳ありません。 昨シーズンは自分自身いろんな体験をしました。MVPを取れたのも監督をはじめ、チームメイト、スタッフそしてなによりファンの皆さんの青援があったからだと思っております。本当に難しい決断になったのですが、また次どこかでお会いするのを楽しみにしています。素晴らしい経験をさせていただいたシーホース三河には本当に感謝しかありません」

新天地に選んだのはBリーグ初代王者の栃木ブレックス。2016-17シーズンは不屈の精神力を前面に押し出す見事な戦いぶりで優勝したが、昨シーズンは古川孝敏ら主力が抜けたことで序盤につまづき、チャンピオンシップに進んだものの比江島を擁する三河に敗れ、クォーターファイナル敗退となっていた。

栃木は比江島加入とともに「比江島選手の意思を尊重し、海外リーグへの挑戦を最大限サポートいたします」とリリースを出している。比江島は明日16時30分から宇都宮市オリオンスクエアの「栃木クラフトビアフェスタ2018」会場内にて、栃木ブレックスの鎌田眞吾代表とともに入団会見を行う。