スロベニア代表が活動中止に、ドンチッチの調整に影響
マーベリックスの2人のスター選手、ルカ・ドンチッチとクリスタプス・ポルジンギスは不安要素を抱えたままま新シーズンを迎えることになった。ドンチッチは身体が絞れておらず、フィットネスに問題があることを本人も認めている。ポルジンギスは10月上旬に右膝半月板の手術を受け、復帰は1月中になると報じられている。
マブスのオーナー、マーク・キューバンは先日出演したラジオ番組でドンチッチの調整が間に合わなかった理由を明かした。ドンチッチはオフにスロベニア代表でプレーする予定だったが、新型コロナで中止となり練習ができなかったというのだ。
とはいえドンチッチは今シーズン開幕からの3試合で平均27.7得点、7リバウンド、6.7アシストを記録しており、フィットネスの問題を感じさせない結果を出している。キューバンはチームが思うような結果が出せない時でも、ドンチッチはリーダーシップを発揮し続けていると太鼓判を押した。
「結果が出なければ、どんな理由があっても批判されることをルカは分かっている。球団の人間でルカに対する評価を変えた人は一人もいない。彼はリーグでトップ3、トップ5の選手で、これからも成長し続けるだろう」
一方でポルジンギスは、手術後初めてチーム練習でフルメニューをこなすに至っている。チームとしては無理をさせるつもりはなく、指揮官のリック・カーライルは復帰は1月中とコメントした。
「今後数週間で復帰する可能性が高いが、確定はしていない。その日の状態を見ながらやっていくしかない。このまま良い方向に向かっていってほしい」
ポルジンギスはフルコンタクトの5on5と1on1をこなした後で「気持ち良くできた」と話した。「リズムを取り戻しコート上で気持ちよくプレーすのには、もう少し時間がかかる。すでにプレーできているので適応するまでの時間はいらない。プレーするまで全力を尽くして、できるようになったらすぐに高いレベルでプレーできるようにしたい」