元ドラフト全体6位、ナーレンズ・ノエルが安価の契約でサンダーを選んだ理由

2018/07/16
NBA&海外
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ナーレンズ・ノエル

写真=Getty Images

プレーオフ出場とやりがいを優先か

この夏にフリーエージェントになったセンターのナーレンズ・ノエルは、サンダーへの移籍を決断した。契約内容は2年370万ドル(約4億1600万円)と見られており、サンダーは非常にリーズナブルな金額でフロントコートの補強に成功している。

『Basketball Insiders』によれば、ノエルには他チームからもオファーが届き、サンダーが提示した金額より高額のものもあったという。だがノエルは、よりチームとして機能しているサンダーを選んだ。

ノエルは2013年のドラフト全体6位でセブンティシクサーズから指名され、当時は再建途中だったチームの希望として注目された。しかしシクサーズは、翌14年のドラフトでジョエル・エンビード、15年にはジャリル・オカフォーを続けて指名。有望株のビッグマンを立て続けに指名したのだが、2016-17シーズンにデビューしたエンビードが台頭して先発の座を掴んでから、ノエルとオカフォーの出場時間が激減し始め、ノエルはマーベリックスに、オカフォーはネッツにトレードされた。

マブスに移籍したノエルは期待に胸を躍らせたものの、昨シーズン出場した試合はわずか30試合で、先発出場は6試合のみ。キャリア4年で平均9.3得点、7.2リバウンド、1.4ブロックという成績を残してはいるが、彼のポテンシャル、伸びしろを考えれば不十分と言わざるを得ない。

サンダーには格安の契約で加入したとはいえ、より重要な役割での起用と、キャリア初のプレーオフ進出という方を優先したのだろう。サンダーでは、スティーブン・アダムズの控えを任される予定で、昨シーズン不安定だったサンダーのセカンドユニットに安定感を与えることが期待されている。

ノエルは1試合20得点以上を期待できるタイプではないものの、リバウンド、ブロックに優れる守備的なビッグマンだ。サンダーで本領発揮となれば、選手としての評価も上がるはずだ。