「試合に出て大きなインパクトを残したい」
昨シーズンはヒートでプレーしたマイヤーズ・レナードは、今年のオフにフリーエージェントになる。ヒートと再契約を結ぶ可能性もあるものの、本人の希望は固まっている様子。『Sun-Sentinel』とのインタビューで去就について聞かれた彼は、プレーオフで出場機会をもらえる環境を優先したいと語った。
「今の自分に必要なのはお金でも、たった1年だけの在籍でもない。プレーオフの試合に出て競い合いたい。試合に出て大きなインパクトを残したいんだ」
レナードがこう語ったのには、ヒートでの起用法に関係がある。レギュラーシーズンでは51試合中49試合で先発出場したが、プレーオフではバム・アデバヨにポジションを奪われ、NBAファイナルまで勝ち上がったチームでわずか3試合にしか出場できなかった。それでもレナードは、指揮官エリック・スポールストラの起用法に不満を言わず、ベンチのムードメーカーという役割を受け入れ、チームを盛り立てた。
フリーエージェントになった今、彼はプレーヤーとしてチームに貢献することを希望している。3ポイントシュートも苦にしない『ストレッチ5』のレナードなら、獲得を希望するチームも現れるだろう。
「先発でもベンチでも構わない。1試合20分から25分くらい出られればと思っているんだ。毎試合で活躍できることは証明してきたつもり。それだけの価値はある選手だと思っている」と、レナードは言う。
彼の希望がかなうかどうか、今後の展開に注目だ。