ネッツの指揮官スティーブ・ナッシュ、ケビン・デュラントは「ここで書くべき物語がまだ残っている」

ネッツの指揮官スティーブ・ナッシュ、ケビン・デュラントは「ここで書くべき物語がまだ残っている」

2020/10/30
スティーブ・ナッシュ

「ケビンはピークを迎え、私はピークを過ぎようとしていた」

ネッツの指揮官に就任したスティーブ・ナッシュは、自身が現役だった2013年からケビン・デュラントのことを知っている。当時のデュラントはサンダーでプレーしていて、翌2014年にはレギュラーシーズンMVPを獲得するなどスーパースターへの階段を着実に上がっていった。

その後、コンサルタントとしてウォリアーズに加わったナッシュはデュラントを直接指導する機会を得た。2019年にデュラントはウォリアーズを去ったが、両者はヘッドコーチと選手として再開することになった。

先日YES Networkの『Town Hall』に出演したナッシュはデュラントとの関係についてこのようにコメントした。「僕らの関係は深い。彼と知り合ったのは私がキャリアを終える前のことだった。ネッツのアシスタントコーチの1人、アダム・ハリントンが当時ケビンのパーソナルコーチを務めていたんだ。2013年頃だった。私がメンターとしてケビンを導くことができるかもしれないというのでアダムが僕を紹介してくれたんだ。ケビンはピークを迎えようとしていた選手で私はピークを過ぎようとしていた。僕の経験をケビンと共有しバスケットボールを通じて絆を築いたんだ。それが数年後ウォリアーズに繋がり、僕らは関係を築いていった。そしてまた一緒に仕事をすることになったんだ」

デュラントはオールスター出場10回、得点王4回、NBAチャンピオンを2度経験するなど輝かしいキャリアを築いている。それでもナッシュは、彼にはまだ達成すべきことがたくさんあると信じている。「彼を1人の人間として大好きだし信頼している。彼がどんなタイプの人間であるか、どんな性格かも分かっている。バスケットボール選手としては歴史的に見てもユニークでインパクトが大きい選手だ。ケビンはすでに史上最高の選手の1人だが、ここで書くべき物語がまだ残っている」

デュラントはアキレス腱断裂のため2019-20シーズンを全休し、来シーズンの復帰へ向け準備を進めている。新指揮官にナッシュを迎えたネッツは、もう1人のスーパースター、カイリー・アービングも来季の復帰を目指していて、2人が揃えば優勝も狙えるチームになると評価されている。

レイカーズ時代のナッシュがそうであったように、スーパースターが揃っても優勝が確約されるほどNBAの世界は甘くない。デュラントとアービングからのリスペクトを獲得し、2人を共存させることがナッシュには一番求められる。

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